ヨルダン・イスラエル旅行~国境・死海・エルサレム観光~

この日はいよいよイスラエル入国。

陸路で国境に向かいます。

私達はキングフセイン橋のアレンビーと呼ばれる国境からイスラエルに向かいます。

イスラエルと言えば、入国審査がめっちゃ厳しい国。

空路で行くと特に若い人は5時間ぐらい入国審査でかかって大変だったという話も聞きます。

添乗員さんもヨルダン・イスラエルが大好きで仕事以外でも個人的に来てレンタカーを走らせて来たこともあるらしいですが、個人で行った時は陸路でも4時間かかったと。。。

なので時間がかかることは覚悟しつつ国境に向かいました。


まずヨルダン側の出国。

こちらは簡単です。

ツアーだと全員まとめてパスポートを渡せば出国手続き済のパスポートがまとめて返ってきます。

この辺り一帯は干渉地域というのが続き、とりあえずただ車を走らせるだけの場所が続きます。


その後再度バスに乗り、イスラエル側の国境へ。

イスラエル側の国境はツアーバスも渋滞していてやっぱり簡単には入れない感じでした。

ツアーバスも動いても少しずつ。

検問所みたいな所に着いても色々な人が違うことを言うらしく、たらい回しで敷地内をグルグル。

やっとのことでバスから下車。

まず荷物を機械に通します。

その後、入国審査を受けます。

でも基本的に団体である旨を先に伝えているので、そこまで厳しくはないです。

私も何も聞かれませんでした。

イランに入国したことある人は人によっては色々質問されたようです。


ちなみに数年前まではイスラエルのスタンプがあると近隣のイスラム諸国に入国できなくなるので、ノースタンプと伝え別紙にスタンプを押してもらうというのが主流でした。

でも2016年12月現在はイスラエル側もそれをわかってか、スタンプなんてシステムはなくなり、名刺大のパスポートと同じ顔写真の入国及び滞在許可証が発行され、パスポートにはイスラエル入国の痕跡が残らないようになっています。

ちなみにこの名刺大のサイズの紙をなくすと出国できなくなると思われるので、滞在中はなくさないようにしましょう。

どうしてもスタンプが欲しい人は逆にスタンププリーズと言わないと押してくれなくなったみたいです。


念願のイスラエル入国です。

基本的に国境付近は写真撮影NGですが、イスラエルの敷地内に入って駐車場近辺は撮影OKとのことだったので、駐車場にあるイスラエルの国旗をパシャリ。


そしてバスに乗り込みます。

バスがヨルダン側と違ってとっても清潔で綺麗!!!

隣国なのに国力の差をバスで感じてしまいました。。。


そして現地ガイドさんは日本語ガイド確約とされていましたが、日本人の西郷さんという方です。(正確に言うと今はイスラエル人です。)

西郷さんはイスラエルガイドの中ではとても有名な方のようで、様々な方のブログにも既に色々な情報が登場していたので、私もこのブログで少し書いてみたいと思います。

西郷さんは何とイスラエルに移り住んで32年!

ご両親が神父さんをしていて、その影響で高校生の頃にイスラエルに移り住み、21歳で現地の方と結婚をしイスラエル国籍を取得、イスラエルで兵役にも行き、ヘブライ語も堪能という正に唯一無二の経歴の方です。

なので元々はキリスト教、途中でユダヤ教、今は何と真言宗というこちらに関しても珍しいご経歴の方です。

イスラエルの知識に関しては右に出る人はいないですね。

首相レベルの人が来る時もガイドは西郷さんが務められるそうですし、大使館関係の通訳や翻訳もされているそうです。

ヘブライ語をネイティブレベルで話せる人ってそうそういないですからねー。


そんなこんなで念願のイスラエルに入国。

国境付近は何もないので、ただただだだっ広い砂のような丘のような土地が広がっているのですが、アレンビーの国境から一番近い街がパレスチナ自治区のエリコになります。

世界最古の街と呼ばれている場所です。


でもこの日はここはスルー。

真っ直ぐカリアビーチという死海リゾートに向かいます。

そうなんです。

このツアーでは死海の浮遊体験が含まれているのです。

なので気乗りしないですが、水着やビーサンを持参。

日焼け止めなんかも持ってきちゃいました。


死海地方は暖かいとはいえ、この日の気温は結構寒くて最高で15度。

カリアビーチに着いて海を見たら波がとっても立っていて浮いてる場合じゃないよーって思いました。笑。

というのもご存知のとおり死海は塩分濃度が高いので、間違って水が目に入ると痛いで済まされないレベルの痛さだそうでこんなに波が立っていると目に入っちゃうんじゃないかと。。。

でもまぁ考えていても仕方がないので、とりあえずカリアビーチ内のセルフサービスレストランで昼食。

ユダヤ教の国って世界でもイスラエルだけかと思うので、なかなかユダヤ教思想や食事に触れることってないのですが、食事はコシェルという規定に沿って作られるそうです。

蹄が割れていて、反芻するものは食べられない等々、難しい決まりが結構あって、肉も血抜きをしなければ食べられないそうです。

魚もうろこが云々とか色々決まりがあります。

なのでちょっと色々蹄が割れているってどれ?反芻って何?とか思いますが、身近な所でいうと食べられないのは豚です。

あとは乳製品と肉類を一緒に食べるのはNGみたいで、チーズバーガーなんてものはこの国には存在しません。

ホテルのビュッフェも基本的にコシェルを守って作っているので、夜ご飯は肉中心、朝ご飯は乳製品中心になりますとのことでした。

なので、朝にハムとかソーセージなんてものはホテルでは出てこなかったです。

ちょっと食べたくなっちゃいますが。。。

なので、このカリアビーチでの食事も基本的にコシェルを守って作っているものだと思われます。

血抜きした肉って何?って思いますが、平たく言うとちょっとパサっとした肉になるようです。


ご飯を食べ終え、重い腰を上げ着替えるために更衣室へ。

更衣室と呼べるのかよくわからない更衣室でしたが、とりあえず着替えました。

一応ロッカーもありますが、確実にこの場所に貴重品は入れられないので、西郷さんが代表で皆の荷物を監視してくれるとのことだったので、そこに置いておきました。

個人で行く場合には貴重品の管理は十分に気を付けましょう。

そして海に下りていくとみんな寒そうな人達がたくさん。

震えながら、中は暖かいからと言われても信ぴょう性がありません。笑。


とりあえず海について試しに中に入ってみました。

確かに生ぬるい。

そしてとってもヌルっとしている。

もっとピリピリする感覚かと思いきや、意外にもヌルヌルでした。


でも私はちょっと波が恐くて浮ける気がしなかった&その後のシャワーのことを考えると寒そうで全身浸かる気にはなれなかったので膝上ぐらいに入るまでに留めておきました。

写真も撮りたかったし。。。

ちなみに死海の水が付いた手で電子機器を触ると一瞬で壊れるらしいので要注意。


そして死海と言えばお決まりの泥パック。

石みたいな泥の塊を肌に伸ばしていくとどんどん伸びていきます。

白人男性2人組が泥の石を持っていたので、私も試しに腕や足に塗ってもらいました。

全身はちょっとシャワー浴びたり写真を撮ることを考えると躊躇してしまいました。。。

エンジョイし切れてないですが、私はこれで満足です。

夏なら良かったんですけどね。

でも夏は40度近くまであるので、それはそれで暑いと思いますが。。。


ここでも荷物の管理は気を付けましょう!

私は添乗員さんが下に来てくれていたので荷物を見ててもらえるようお願いしたり、ツアーの参加者と交代で荷物を監視していました。

泥パックは渇いたら洗い流すということで、海に入り洗い流してみました。

そう考えると死海って汚いのかな?笑

死海の水で洗い流したからかヌルヌルがあいまって、何となく肌がつるつるした気がしました!


そして入った後は必ず真水のシャワーで洗い流しましょう!

洗い流さないとおそらく大変なことになります。

でもヌルヌルがなかなか取れない。。。

ちなみに耳に水が入って洗い流せてなかったりすると、後々塩の結晶が水から出てくることもあるそうです。笑。

おそるべし死海。

あと死海に入った後は必ず水分補給をしましょう!

野菜に塩を振って水分が出てくるのと同じでいわゆる塩漬け状態になり、水分が体から流れ出ているそうです。

浸かれてもマックス20分だそうです。


そんなこんなで死海をエンジョイし着替えて、併設されたコスメショップへ。

KEDMAというブランドの化粧品が売っていたのですが、結構高めでした。

私は一応バスソルトと泥パックを購入。


そして死海を後にし、既に夕方4時ぐらいになっていましたが、その後きつきつでエルサレム観光へ。

1日で国境を越えて、海にも入り、観光もするってすごいツアーですね。笑。

それだけエルサレム観光がきつきつなんですが。。。


まずオリーブ山の主の涙の教会へ。

エルサレム中心部に入ったら街が白っぽくてとってもキレイです。

全部イスラエルで摂れた石灰岩らしく、これを使うことが定められているそうです。

オリーブ山はエルサレム全体を展望できるスポット。

夕方に差し掛かっていたので、夕陽も観れてとってもキレイでした。

念願の岩のドームも見えました。


そこから急な坂を下り、主の涙の教会へ。

名前の通りイエスがエルサレムの滅亡を予期し、エルサレム全体を見渡せるこの場所から涙した教会です。

涙をデザインしたドームの教会です。

中の小窓から外に向けて写真を撮ると十字架と岩のドームが一緒に撮れてとても綺麗です。

外にはいばらの冠で知られるいばらの木が。

めっちゃ尖っていました。

私達がイメージしているのはあくまでも冠状のものですが、実際は帽子状のものでとても痛かったそうです。


そしてその後更に坂をくだり、ゲッセマネと万国民の教会へ。

この日は25日だったので、ミサを開催していたのもあるし、元々5時ぐらいに教会は閉まってしまうのでかなり急ぎ足です。

この教会はとってもキレイ。

外からの外観がキレイですね。

既に陽がおちてから行ったので、向かいに見える門もライトアップされて写真的にとても綺麗でした。

ゲッセマネというのは地名で、オリーブの木がたくさん植えられているのでゲッセマネの園と呼ばれているそうです。

イエスが十字架刑になる前日にここに来て祈ったことから有名になっている場所で、今でもイエスが祈ったと言われる岩が残っています。

その頃から残っているというオリーブの木も見たのですが、オリーブというのは樹齢を測るのが難しいらしく、2000年前から本当にある木なのかどうかは誰も実証できないそうです。

でもその横にいつ植林されたかわかっているオリーブの木があり、その幹の太さから推定すると2000年前からあると言われているオリーブの木は確かに幹がとっても太いので、2000年前からあるのではということになっているそうです。


その横に建てられているのが万国民の教会です。

聖書によるとイエスは弟子たちにゲッセマネに来るように伝え、起きていなさいと言われたにも関わらず、弟子たちは眠ってしまっていたと書かれています。

その弟子たちがそこの角で待っていたと言われているという場所も教えてもらいました。

何で主が十字架刑にかけられるそんな大事な日の前に眠ってしまっていたのかというのは疑問もあるのですが。。。

西郷さんによると人間あまりにも悲しくなると防御機能で眠くなるという説もあるし、あとは酔っぱらって眠ってしまったのでないかという説もあるそうです。

何で酔っぱらってしまったのかということは聞いたのですが、肝心なところを覚えていないという。。。


そんなこんなでこの日1日がなんとか終了。

ちなみにエルサレムめっちゃ寒いです。

冬に来る方は是非厚着を。。。


今日のホテルはリモニムシャロームという丘の上に建っているホテル。

中心部から離れているので、個人で来る場合には確実に泊まらないであろうホテルですね。

私達が泊まるホテルの一帯はユダヤ教徒の人がたくさん住んでいるエリアだそうです。

これは私も知らなかったのですが、ユダヤ教というのは3種類に分けられるそうです。

まずユダヤ教徒。

これはイスラエルのガイドブックなんかでよく見る、黒装束の手品帽子みたいなのをかぶって髭を伸ばしている人達で、600以上あるユダヤ教の規律を忠実に守って暮らしている人達だそうです。

ちなみに髭を伸ばしているのはユダヤ教ではこめかみに刃物をあててはいけないとされているからだそうです。

この人達はユダヤ教を保護していく人達ということで、国から保護され、仕事は特にせず生活費諸々国から支給されているそうです。

ユダヤ教の教えを守ることが仕事というか。。。

夏のどんなに暑い日でもあの恰好だそうです。

ちなみにユダヤ教徒の女性というのは、結婚をすると頭を丸めてしまうため、イスラム教女性のようにスカーフを巻いていることが多いです。

下は基本的に長いスカートです。

ユダヤ教で女性はズボンは履いてはいけないことになっているそうです。


2つ目のグループはユダヤ信者と呼ばれる人達でベレー帽のようなキッパをかぶっている人達。

この人達は600以上の決まりはさすがに守れないけど、極力守るように頑張っている人達だそうです。

普通に仕事にも兵役にも行き、税金を納めています。


そして3つ目は特に信仰心のない人達になります。


バスから見た街中でも黒装束の人達が普通に歩いていて、そして子供も長いスカートを履いているので、結構珍しい光景なので見入ってしまいました。


そしてそんな風景を楽しみながらホテル到着。

大きくて近代的なホテルです。

クリスマスだったからか?ロビーにはお祝い用の9本の燭台となぜかラズベリージャム入りのドーナツが。

ホテルの人に食べていいよと言われたので、普通にむしゃむしゃ。

普通においしい。


その横にはクリスマスツリーも。

イスラエルは基本的にユダヤ教の国で、パレスチナ含め大半のアラブ人はイスラム教、少数の人達がキリスト教の国なので、クリスマスなんて基本的にはあまり関係ない行事なわけです。

たださすがに教会でクリスマスを祝わないわけにはいかないでしょうし、ホテルのような観光客が集まる場所には一応クリスマスツリーが置いてあるわけです。


このホテルの難点はエレベーターが全く来ないことでしょうか。

ツアーの人達の中にはエレベーターが止まって閉じ込められた人達もいました。。。


私は運良く4階の部屋だったので、途中からは階段移動。

謎に中2階が含まれていたので、実質8階までの移動でしたが。苦笑。


部屋は普通に綺麗でお湯もちゃんと出ました。

トイレは相変わらず流れが悪いですが。。。


この日の夕食ももちろんホテル。

ビュッフェになるのですが、すごくたくさん種類があってこれがコシェル料理かーと思って色々取ってしまいました。

ちなみにイスラエルは国土の大半が砂漠であるにも関わらず、独自の最先端技術で農業大国で欧州にも食糧をたくさん出荷していて、食糧自給率はなんと90%以上だそうです。

自給率に低い日本から考えると羨ましいばかりですね。

食事もちょっとアラブテイストのものも含まれていておいしかったです。


次の日も朝が早かったのでこの日も部屋に帰って爆睡でした。。。
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プロフィール

疲れたむーみん

Author:疲れたむーみん
27歳からのLSE留学について綴ります。
2014-15にかけてMSc in Development Studiesに在籍します。
平和構築よりで開発学を学びたいです。
座右の銘は「努力した者が成功するとは限らない。しかし成功する者は皆努力している。」by ベートーベンです!

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