DESTINの傾向

DESTINというのはLSEの開発学部の略称なのですが、DESTINの授業内での重点地域が最近パターン化されてきたので書いてみます。

最重点地域
アフリカ全土(一部発展している地域を除く)
開発学をやっている以上はアフリカの話をするのは想定内なので、ここは特にビックリはなしです。
ただ意外だったのはモーリシャスが結構事例で登場することです。

中国
先生も生徒も口を開けば中国。
授業も中国の登場回数がものすごく多い!
中国人学生も開発学部にはかなりいます。
正直そんなに中国に興味が向いているとはビックリです。
確かに中国は経済格差があったりまだまだ中発展国ですが、個人的にはアフリカに大規模援助をしてますし海岸部は発展していると思っているのでここまで授業で扱われているのはビックリです。
おそらく社会主義だけど、free marketを導入していたり等、今までの民主主義で極端にliberalな社会を肯定する発展モデルの対比で成功した事例なので色々とトピックも多いし学問的に見ても扱いやすいのかもしれません。
確かに授業で扱っていても中国は本当にdemography、environment、socialism等々どのトピックをとっても登場してくる論点の多い国ですし、個人的にも中国のシステムにはかなり興味があるので面白かったりします。

対比国
インド
インドには大変失礼な話だと思いますが、中国との対比で失敗した例でよく出てきます。
人口の規模や革命、独立が起きたのもお互い戦後で何となく似ているけれども、社会主義の中国、民主主義のインドと言う感じで全く反対の要素を持っているので対比がしやすいんでしょうね。

成功例
韓国
これもこちらに来てビックリしたことですが、韓国の登場回数がものすごく多い!
最近経済成長に成功した例で取り上げられるわけです。
この辺で良いのか悪いのか日本がほんの少しだけ登場します。

残念ながら全くフォーカスされない国々
先進国
開発学部というぐらいなので、先進国へのフォーカスは一切ありません。
ちなみに日本が出てくるのも植民地の時と経済成長が滞ってる国、高齢社会で年金が・・・とかそんなネガティブ要素ばっかりです。
教授も生徒も日本よりも韓国・中国に興味があるといった感じでしょうか。

中東地域
個人的にはアフリカよりも中東に興味があるので、なぜ中東を取り上げないのか不思議でなりません。
Humanitarianismに行けばフォーカスしているのでしょうか。。。
紛争や人権、難民等トピックは山ほどある気がするのですが。。。
それとも数字的に見ると一部の国々はオイルマネーで潤っているので、もはや途上国ではないという見方なのか。。。(まぁUAEやカタールを途上国とは言えないでしょうが。。。)
あとこれはもはや個人的な興味とdemographyやurbanizationよりのトピックなのかもしれませんが、UAEやらカタールへの先進国含む世界中からの出稼ぎ労働とその政策については調べる価値がありだと思っています。(これも世界行ってみたらホントはこんなトコだったでちらっと見て、調べてみると面白そうだなーと思った程度なので何の学問的根拠もないのですが。。。)
とにかく中東は個人的に自分の興味のある宗教、紛争、人権、政治等々全ての要素が集約されているので、修論はこの辺のエリアにフォーカスしたいと思います。
アフリカの内戦の専門の先生ばかりで、中東専門の先生もそんなにいないのですが、どうにかなると信じています。
中東はやはりSOASなんでしょうねー。。。

インドを除くアジアの発展途上国
これもなぜだかわかりませんが、インド以外の国はほぼ出てきません!
個人的に思い入れ深いバングラは世界最貧国と言われているのに・・・。
そして開発をやっている人なら大抵の人は興味のありそうなマイクロクレジットのグラミン銀行だってバングラなのに。。。
NGOの数も実はバングラはものすごく多くて、活動も盛んなんです!
特に女性の人権等を扱っている団体が個人的にはすごく多いように見えて、女性が民芸品を作るのを支援するみたいなプロジェクトが特に多い気がしていて私も実際バングラの女性が作ったコースターやペンケース、ポーチ等バングラのお土産でたくさんもらいました。
そしてこちらも何だかんだで思い入れの強いのがミャンマー。
ミャンマーと言ったら今、かなり開発ブームで他の国は知りませんが、少なくとも日本の援助機関のミャンマーブームはすごいです。
中国もかなり投資していると思いますし、中国の文化や中国語の普及率も高いとか。
私も今日授業中にその話をしてみましたが、反応からしても欧米人から見るとそんなになようです。。。


こうやって見てみるとLSEの運営側の様々な事情や思惑が読み取れる気がするのは私だけでしょうか。。。

地域は偏っていますが総合的に色々学べていますし、個人的には中国で結構楽しめています。
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プロフィール

疲れたむーみん

Author:疲れたむーみん
27歳からのLSE留学について綴ります。
2014-15にかけてMSc in Development Studiesに在籍します。
平和構築よりで開発学を学びたいです。
座右の銘は「努力した者が成功するとは限らない。しかし成功する者は皆努力している。」by ベートーベンです!

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